行政書士試験合格者☆開業準備中☆四日市市

三重県四日市市日永の相続診断士 伊藤です。遺言・相続相談を専門にしています!

行政書士試験合格者 開業準備中 四日市市

遺言の「相続させる」の意味について

特定の財産を特定の相続人に「相続させる」という意味は、遺贈と解すべき特段の事情がない限り、遺産分割方法の指定(民法908条)になります。そのため、遺産分割協議は不要で、遺言書を書かれた方が逝去と同時に直ちに特定の財産が特定の相続人に承継されます。

包括遺贈と特定遺贈について

遺言書を通じて法定相続人※以外の個人、又は団体に贈ることを「遺贈」いいます。包括遺贈とは、遺贈の目的物の範囲を相続財産の全部又は相続財産に対する一定の割合をもって表示する遺贈です。

法定遺言事項について

民法で定められた遺言事項を法定遺言といいます。1.相続に関すること、2.遺産の処分に関すること、3.身分に関すること、4.遺言執行に関すること

遺言:遺産分割方法の指定、又は指定の委託(民法908条)

遺産をどう分けるか遺言で決めることを遺産分割方法の指定といいます。現物分割とは、各財産をそのまま各相続人に相続させる分割方法です。代償分割とは、特定の相続人に不動産・動産を相続させる代わりに、その特定の相続人がほかの相続人に対して金銭などを支払う分割方法です。換価分割とは、相続財産を売却して、売却代金を分割する方法です。遺言で相続財産の分割を第三者に委託することができます。

転養子(養親子の二股状態)について

転養子とは、従来の養子縁組を解消しないで、新たな養子縁組をすることです。 養子縁組によって養子と養親との間に生じた親族関係は、その養子が転養子をしても消滅しません。 そのため転養子は第1の養親及び第2の養親との間にそれぞ […]

法定相続情報証明制度の活用について

複数の銀行口座、証券会社、不動産の相続手続の場合、各手続きにおいて複数枚の戸籍謄本等の束を何度も提出しなければならなくなります。法定相続情報証明制度を用いれば、戸籍謄本等を提出する必要がなくなり、複数の相続手続きを同時に […]

大正4年式戸籍を理解するためのポイント

大正4年式戸籍の中に下記の文章が記載されていることがあります 1.昭和32年法務省令第27号により昭和34年〇月〇日 本戸籍改製 この文章が戸籍事項欄に記載されていますと一次改製が行われたことを表しています。戸籍の編成基 […]